ギャラリー
2022.03.14
2022年2・3月号
「南総里見八犬伝」
江戸時代の文豪、曲亭馬琴(1767~1848)の代表作である『南総里見八犬伝』は、現代に至るまで
人々に愛されているあまりにも著名な長編小説です。しかしながら、晩年に失明した馬琴が、長男の
妻であるお路に字を教え、口述筆記に頼って完成した作品であることはあまり知られていないようです。
今月号はお路と八匹の犬です。鏑木清方の絵画や八犬伝の表紙デザインを参考の上、ステンシル技法
で制作しました。
(硬軟・千葉大二郎)