ギャラリー
2021.11.15
2021年11月号
「記録的噴火」
ポンペイの町はヴェスヴィオ山の大噴火によって埋没しましたが、結果として掘り起こされ後世の人々に
その姿を生々しく伝えることとなりました。
哲学者のフッサール(1859~1938)は人種的迫害から逃れつつ、火砕流のように溢れ出る思考を速記文字で
書き留めた膨大な草稿を残しており、弟子らによる反訳の成果をいま我々は目にすることができます。
表紙ではこのフッサールの顔が噴煙に見え隠れしています。